[ レポート ]
7月8日(金)よりテレ玉ほかにて、テレビ放送開始となる「いつか天魔の黒ウサギ」のアフレコ現場に潜入取材をしてきたぞ。メインキャスト7名が演じるキャラクターの魅力や、高校生活で挑戦したいことなどを語って頂いた。
――『いつか天魔の黒ウサギ』で演じられるキャラクターと、その役を演じることが決まった時の感想を教えて下さい。
立花慎之介:鉄大兎は、自分が平凡な人間だと思っている子です。無気力で傍楽観的な部分があったりもするんですけど、それが、サイトヒメアとの9年前の出会いや約束などを思い出すことによって、色んな事件に巻き込まれていきます。そこから意識が少しずつ変わって、今後の展開で成長していきますね。役が決まった時は、僕は今までは“へたれ役”が多かったんですが、逆に大兎は、結構叫んだり、心の内で悔しがったりっていう熱い部分が結構ある子です。なので、そういう役を演じることができるのは、とても新鮮だなと思っています。
高本めぐみ:サイトヒメアは、最古の魔術師“ヴァンパイア)”と呼ばれる、人外の存在です。本当に大きな力と謎を抱えた女の子で、正直私にとっても謎が多すぎて、ドギマギしております。だけど、大兎を大好きっていう所は、普通の恋に一生懸命な女の子と変わらない、と思いますので、その辺りは素直に演じたいなと思っております。オーディションでは、詳しくは言えないんですが、ヒメアの謎の部分が出ている大変な原稿を頂きました。そのオーディションを経て役が決まった時には、素直に嬉しかった一方、偉いことになったぞと(笑)、覚悟とやる気が一緒にわき上がってくるような気持ちが大きかったです。
中村悠一:紅月光は、ちょっと自分勝手な、俺様な生徒会長です。1年生なのに生徒会長になってしまうぐらい、他人から見て能力があったり、人を引っ張ることが出来るようなキャラクターです。でも、今日収録させていただいた1話を見た限りだと、非常に威圧的な印象をうけました。どうして周囲に人気があるのかを、これから探りながらやっていきたいと思っています(笑) オーディションを受けさせて頂いた時は、キャラクターの見た目はあまり気にせず、設定資料通り、上から目線のオレサマな感じを意識してやらせていただきました。実際に役が決まった時は、他のキャラクター、特に女の子達が非常に可愛く描かれているので、1人だけ老けて聞こえないように気をつけないと、と考えました。うまく作品に溶け込めるよう意識してやらせて頂いています。
野水伊織:安藤美雷は、すごくかわいくて、他のクラスの男の子からも人気があるんですけど、中身は本当に単純で、興味の対象がコロコロ変わっていく、子供みたいに無邪気なおバカキャラです。私は、美雷みたいに、考え無しに『わーい』って突っ込んで行っちゃう子供みたいな役は実は初めてだったので、この役に決まった時は、今までとはまたちょっと違う感じでやらせて貰えると思って嬉しかったです。その一方、初めてゆえにその可愛らしさをどうすればうまく出せるのかを、原作を読んでしっかり勉強しようと思います。責任の重大さを強く感じています。
美名:時雨遥は、大兎の幼なじみで、すごく優しくて、可愛らしい女性なんです。大兎の事がすごく好きなんですが、それを本人に言えないって所がとてもキュートです。すごく可愛さを求められているので、そこを上手く出せるよう、がんばっています。これまではボーイッシュだったり、力強いキャラクターをやらせて貰うことが多かったので、遥は今まで経験したことのない役柄です。なので嬉しかったのと同時に、不安だなと思いました。実は、大きな秘密を抱えてるキャラクターという所もとてもやり甲斐があると感じています。
堀川千華:碧水泉は、見た目は不良っぽい感じの子です。ヴァンパイアや悪魔などが居る中で、普通の女の子として大兎くんと接していきます。ちょっと素直じゃない部分に隠された、素直な部分をどう演じていくのかが課題です。皆様には、そこを見て頂けたらなと思います。オーディションでは声の調子が悪くて、それでも精一杯演じたのですが、正直、落ちてしまったんじゃないかなって諦めていたんです。でも、役が決まったとすごく嬉しい連絡をいただいたので、泉と一緒に大兎や生徒会のメンバーとしっかり関わって行けたらなと思います。
合田彩:数冴紗英子は、『軍』という団体の女性です。大兎たちが通う学校には、実はちょっとした秘密があるので、それを密かに管理しています。原作では、月光と電話のやり取りをしているぐらいなんです。アニメでは、初めは仕事のできる女性に見えるんですが、段々キャラが崩れてくるらしいので(笑)、可愛らしい一面も出てくるのかなと思います。『軍』の女性ということで、すごく大人な女性なんだなと思っていたのですが、改めて小説を読み返すと、年下の月光に命令をされて、尻込みをしたりもするので、大人ながらも、押しに弱い感じもしっかり出せるようにがんばります。そしてもちろん、話が進むにつれて出てくる、彼女の『謎』の部分も、丁寧に表現していきたいと思います。
――自分の役柄を演じるに当たって、意識している点はありますか?
立花:学校生活においては、普通感を出そうと意識しています。学校生活はフランクで、楽しく、あっけらかんとした、今時の普通の高校生らしさをなるべく意識しようと心がけてます。ただ、ヒメアと出会って物語が進むと、普通の生活も少しずつ変わっていきます。それに合わせて大兎も非日常の世界に慣れて少しずつ成長していくので、その変化も出して行けるようにがんばります。そして、叫ぶセリフが多分たくさん出てくるので、喉の続く限りがんばって叫び続けたいと思います。
高本:ヒメアはとにかく大兎至上主義なんです。大兎が好きで好きでたまらなくて、生きるも死ぬも大兎次第っていうのを、遠慮無しに突き詰めて行けよう、意識しています。生徒会に入って大兎以外の生徒会メンバーと関わることで、彼女に表れる変化も、大事にして行けるようにがんばります。
中村:基本的には高圧的で、ちょっときつい印象を与えるお芝居を心がけているんですけど、月光にはある目的があるので、そこに関わるセリフは、他とは違うニュアンスを入れ込むことを意識してやらせて頂いています。今後、月光の双子の兄弟・日向が出てきます。兄弟同士のやりとりで、月光の本音やむき出しの感情が出てくるところは、普段とのギャップを楽しんで演じたいなと思っております。
野水:美雷はすごく元気なので、どんな場面でも常に発言のテンションが高いんです。そのテンションを落とさずに、逆にどんどん強くするぐらいの気持ちで演じることを心がけています。月光と一緒にいることが多くて、月光に冷たく“ザコ”とか“クズ”とか言われながらも、懐いちゃってる面があります。なので、ご主人様に尻尾シッポを振ってついていく飼い犬のような可愛らしさを出せように意識して演じています。
美名:バトルやシリアスなシーンも多い作品なので、遥と大兎とのやりとりでは、遥のセリフでもありますが『平凡でいいじゃん』という、優しくてゆっくりした感じを心がけています。この世界観の中でも、優しくて柔らかいものがちゃんとあるっていうのを見せることが遥の役割かなって思っているので、そこを意識して、可愛らしく、がんばっていきたいと思います。
堀川:すれてる中にも持っている、繊細な部分が出せたらなって思います。今後、大兎や生徒会のメンバーと関わっていく中で、それまでクラスの中で浮いていた彼女の変化を上手く演じられるようにがんばります。
合田:可愛らしい女子高生がいっぱい出てくる中での、大人の女性なので、最初はそういう女子高生には無い大人の雰囲気を出すことを意識しています。
――演じられているキャラクターとご自身の似ている点はありますか?
立花:ないっ! だって俺、7回死ねないし、1回殺されたら死んじゃうからね(笑) なんでしょうねぇ……基本的に争いごとは嫌いなので、そういう意味では、平凡な生活が好きな部分は似てるのかなと思います。あと、一途な部分は大兎と一緒だと思います。1人の人を好きになったら、ずっと好きでい続けるっていう所は似てると思います。
高本:ヒメアと似てる部分は、ヒメアにとっての大兎みたいに人だけでなく物でも、何かにはまったり、いいなって思うと、それ以外のものが見えなくなって、興味の対象に集中してしまう所でしょうか。
中村:……そうですね、コーラが好きなところです(笑) 月光が『なんか買ってくる?』と言われたとき、素直に『コーラ』っていう所が、ちょっと僕には意外だったんです。『それは言うんだ』って(笑)
野水:私は、あんなにテンションがずっと高いわけじゃないんですが(笑)、似てるところは、美雷にとっての月光みたいに、この人と仲良くなったーってなったら、犬のように懐くところですかね。ウザイって言われるぐらい、『ワワワワン!』っていく所は似てるかなって思います(笑)。
美名:これから演じていくなかで、自分と似てる部分を探して行けたらいいなと思っています。ただ、立花さんと同じになってしまいますが、一途なところは似てると思います。
堀川:似てるところは、すれてるところです(笑) 意外とすれてます(笑) 似てない所は、泉は意外と頭がいいので、私ちょっと正直、算数までしか解らなくって、因数分解になると頭が痛くなっちゃうので(笑)、その辺、泉を見習いたいと思うところです。
合田:私も数冴紗英子みたいに電話だと立場が弱くなっちゃうので、そういうところですかね?(笑) 私、電話苦手なんです…(笑)。
――ご自身が宮坂高校の生徒だったら、高校生活で何に挑戦したいですか?
立花:僕、高校では囲碁部だったので、運動部に入りたいです。あと、高校っぽくない部活を立ち上げてみたいです。自分の趣味丸出しの……サバイバルゲーム部とか(笑) 今趣味でやってることを高校生活で反映できたら、なんか面白いなと思いますね。ダンス部とか(笑)。
高本:私も普通の高校に無いような部活をやってみたくて。今、乗馬をちょっとやってるので、流鏑馬部とかあったらいいなぁって(笑) 原作の宮坂高校があったらどうしましょう(笑) 流鏑馬部、やりたいです!
中村:僕は高校の時、ほとんどバイトで高校生活を楽しめなかった気がするので、勉強以外の高校生活をもう一度ちゃんと楽しみたいす。部活だったり、あんなこととか、こんなこととか、ね(笑) 言えないようなことも楽しみたいですね(笑)
野水:屋上でサボってみたいです。私、出身が北海道だからかもしれませんが、校舎の屋上って上がれるような場所じゃなくて。よくマンガとかアニメで、主人公が屋上でサボっているところを『またこんな所にいて!』って言われちゃうような事経験をしてみたいです。
美名:私は、男子が少ししかいない高校に通っていたので、男子と女子がハーフアンドハーフの共学に通って(笑)、野球部のマネージャーをやりたいなーって思います(笑)
堀川:私、高校生のときには声優の仕事をさせていただいていたので、あまりちゃんとした学校生活を送ることが無かったんです。なので、某恋愛シミュレーションゲームで3年間電話をしてはデート、電話をしてはデート、3年目に伝説の樹の下で待ってる……みたいな普通の高校生活に憧れがあります(笑) 例えば野球部でマネージャーになったりして、部員にレモンのハチミツ漬けを持ってってあげたりとか、そういう甘酸っぱい想いを体験したいんです(笑) ……なんか、恋愛シミュレーションみたいな頭の中でのイメージなので、そんな高校生活は妄想でしかないんですけど(笑)、この作品でぜひ、当たり前の高校生活を送ってみたいと思います。
合田:私が通ってた北海道の高校の周りには何も無く、家も遠かったので、私は車で送り迎えをしてもらってました。なので、友達との寄り道とか出来なかったし、学校ではサボる場所も無かったんです…すぐ見つかっちゃうし(笑) 冬は吹雪で外に出れないし(笑) そんな感じで、私はちょっとサボることに憧れてるんで、寄り道したりしてみたいです(笑)。
――それでは最後に、作品の魅力を踏まえて、ファンの方々へのメッセージをお願いします。
立花:初めて観る方はもちろん、原作ファンの方にも楽しんでいただけるような演出やシナリオ構成になっています。ぜひぜひ期待して待っていてくれると嬉しいと思います。そしてみなさん、応援して下さい!
高本:私の思う“いつ天”の魅力は、真っ直ぐでも歪んでいたとしても、強く誰かを想う気持ちを持っている所ですので、私もそれを全力で伝えていけるようにがんばります。あと、死ぬ気で誰かを想うこと…みなさんは真似したら死んじゃうから、真似しないで欲しいんですけど(笑)…そこへ向けるエネルギーは、絶対に伝わると思うので、余すことなく受け止めていただけたらと思います。
中村悠一:個人的には、未完の原作をどういう風に進めていくんだろうというのは非常に気になっています。続きが非常に気になるような、引きの強い作品になってます。1話観たら2話、2話観たら3話と、毎週観たくなるはずですので、是非1話からしっかり観ていただければありがたいです。よろしくお願いします。
野水:原作はシリアスで、アクションやバトルも多い一方、全体を通してファンタジックで、美麗な世界観をイメージさせるシーンもたくさんある作品です。それがアニメになって、こういう風に表現されるんだとか、こういう色合いになるんだっていうビジュアル面での見所もたくさんありますので、そういう所にも注目して観ていただけたらなと思います。
美名:原作同様に、アニメも続きがどんどん気になって、どんどん呑み込まれていくストーリー展開になっています。それと、誰もが悩みを抱えていて、それを1人1人乗り越えていくようにがんばる話になっていくので、それも楽しみに観ていただけたらなと思います。
堀川:1話を録り終えて、素直に楽しいと思いました。原作を読んでいる方も、読んでいない方も楽しめるような作品になっているので、ぜひ最後まで、余すところ無く観ていただきたいです。お付き合いよろしくお願いいたします。
合田:原作ではすごく素敵な色彩も魅力ですけど、アニメでもやっぱりすごくきれいで幻想的な映像描写になっています。小説を読んでいる方はそこも楽しみにしていただきたいです。また、それぞれのキャラクターの想いがどんな形でまとまっていくのかを、アニメでも注目していただければなと思います。よろしくお願いします!
――ありがとうございました。
【放送情報】
7月8日(金)よりテレ玉ほかにて、テレビ放送開始!
テレ玉 毎週(金)深夜1:05〜
チバテレビ毎週(月)深夜2:00〜
TOKYO MX 毎週(水)深夜2:00〜
tvk 毎週(水)深夜1:45〜
岐阜放送 毎週(月)深夜1:45〜
三重テレビ 毎週(火) 深夜2:50〜
KBS京都 毎週(火)深夜1:00〜
サンテレビ 毎週(木) 深夜0:35〜
TVQ九州放送 毎週(水)深夜2:48〜
※放送局、放送時間は変更の可能性があります。
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